リクジロウちゃん
ぼくもこどものころ、
どんどん歯がはえてきたことがありました。
おかあしゃんはウヒャウヒャよろこんで、
ぼくの口の中のしゃしんを
とったりして大はしゃぎでした。
いまでもぬけた歯を
小さなまるい缶に入れて
たいせつにとっておいてあるみたいですよ?
リクジロウちゃんはもうすぐ大人の歯になるんですね。
りっぱな歯になったらカリカリごはんも
すばやくいっぱい食べられるようになりますね。
でもきちんと歯がいれかわらないと、
サメのような口になってしまうらしいですよ?
サメになったら海をおよげるかもしれませんが、
やっぱりぼくは
ぬくぬくの毛布にくるまっているほうがすきです。
![つぐちゃん、ぬくぬくの毛布に包まれるの巻](https://nyankodo.tokyo/wp-content/uploads/2017/10/5f5697df1b22ac1d09bc450d48d8c678.jpg)
あったかい毛布は
世界でいちばん素晴らしいもののひとつです。
ここが世界のチュウシンだとおもいます。
しかし
おかあしゃんは「よいっぱり」なので、
なかなかおふとんにはいろうとしません。
ゆうしょく後につかれて「ねおち」すると、
ちゃんとおふとんにはいってねるのが遅くなります。
そうするとたいてい
「ミケネコ・ド・ソレイユ」もさわぎはじめます。
妹たちにはぼくのハリーではあそばせないけどね。
![つぐちゃん+ミケネコ・ド・ソレイユ](https://nyankodo.tokyo/wp-content/uploads/2017/10/47c27134a2606a9a4df66d76cde4c555.jpg)
「うしみつどき」というものになっても、
まだ「四角い板」でドラマをみたり、
お絵かきしたりしようとするので、
そのときはぼくはすばやく抗議します。
まったく困ったおかあしゃんです。
リクジロウちゃんやリクジロウちゃんのマミーは
「はやねはやおき」ですか?
つぐちゃんより