『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』

愛猫よ君のために戦争を止めたい。
しかし私には文学しかない。

じゃあ、さあ文学で戦争を止めよう。
私たちのご飯とお薬と憲法を守るために。

『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』

 

 
 
かつて作家が保護した七匹の猫たちまでも、
ついに総がかりでカウンター発言、
怒涛のツイートを(しかも帯には全員の猫アイコンが)!

今? 日本? 戦前だよもう、危険すぎる。
なのに「報道」は黙ったままなのかい。

ああ? 地獄は世界中で進行しているよ。
根本に何があるって?
人間を数字化し喰らいつくす新自由主義さ。
それは自由貿易とは名ばかりの人喰い条約によってもたらされる。

その化け物の名は、TPP、RCEP、日米FTA、日欧EPA、TiSA……

他国ではこの人喰い条約に国民挙げての反対運動が起こり焼身自殺まで出た。

我が国は?
そう、マスコミのだんまりと腑抜けにより、国民は何も知らされぬまま……

しかも日本はこのまま戦争になってしまうのか、
前の戦争の傷と暴力を引きずったままで。

とどめに派兵?

じゃあ、止めるよ!文学で戦争を止めてやろう。

文芸誌から文学枠で出版をするさ。
これなら言論統制もできないってこと。

そう、「究極の報道」だよ。

甲状腺機能亢進症の老猫を介護する、希少難病、混合性結合組織病の作家教授が、ひたすらに描く、

「まだ幸福な」日常…
その大切な猫と大好きな台所や、
簡単でおいしい料理に忍び寄る戦争

そうだよ文学は何からも目を背けることのできない、真の報道なのさ