静かに流れる愛おしい時間…『退屈をあげる』

ごはんたべて
ねて
うんちして
くり返し

 
そこでの毎日はとても退屈だったけれど

こわい外の世界に戻るのは

もうまっぴらだった

 
『退屈をあげる』

 

 『退屈をあげる』

 
 
 
とにかく手に取って読んでみてください…

静かに流れる愛おしい時間が、

読み手を優しく包み込みます

 
“運が良かったのか悪かったのかは

今でもわからない

ともかく家猫になったあたしには

いくつかの特徴があった”
 

 『退屈をあげる』

 
 
 
イラストレーターで紙版画作家の著者が、愛猫「楳」の視点で出会いと別れを描く画文集。

 
私家版としてつくられた冊子は、感想がSNSなどで広がり大きな話題となった。待望の書籍化

 
『退屈をあげる』1404円