本の街・千代田区神保町交差点にある姉川書店は、
町の書店として30年以上安定経営していましたが、
2010年以降に始まった出版不況、活字離れ、Amazonなどの大手通販サイトの台頭により、
取り寄せしても新刊や人気の書籍が入荷しにくくなり一気に売上が降下し経営難に。
・売る気はあるけど、発売日に人気の本が入ってこない。
・取り寄せしても、人気の本が入ってこない。
・新刊書店なのに、手に取りたい話題の本が並んでいない。
まるで打つ手なし……
「売る気がない書店」に成り下がってしまった姉川書店に、
最後の一手として取り組んだのが
「思わず二度見」
「思わず頬がユルむ」
「つい立ち止まってしまう」
だけを考えた書棚作り。
損得勘定抜きでやってみた結果、
出版業界に明るいニュースがないと言われていた状況の中、
年間売り上げが3倍になり、その翌年には5倍へとV字回復。
店内に猫本コーナーを作った2013年から
姉川書店がやってきたことは
完璧を求めず
思いついたことは、あれこれ考えず、
ひとまず実験的にやってみる……プチトライの連打。
ニッチさゆえの面白みと言いましょうか♪
2022年……世の中の流れがガラリと変わり
ニッチさゆえの面白みに方向転換する方も多いのでは……
神保町にゃんこ堂では
書店×猫というコラボでしたが
姉川書店がトライしてきたことは
どんなジャンルでも活用できることだと思います。
神保町にゃんこ堂の裏側をこちらで公開していきますので
皆さまの現実好転の参考になりましたら大変うれしいです。
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